【乃木坂46】38thシングル『ネーブルオレンジ』のアルなぎ個別パートについて考える

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どうも、れんやです。
僕は、レーベルに所属してアーティストをやりながら、坂道の歌ってみた、踊ってみた、ラップ作ってみた、などのインフルエンサー活動もやっています。
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@renya_shigenaga
いやぁ、ついに2025年3月12日の0:00に乃木坂46の38thシングル『ネーブルオレンジ』が公開されましたね!
『Type-AのCD』はアルなぎ2人の綺麗な姿が拝める私の宝物です。
それは置いておいて、先ほど『坂道の歌ってみた』をやっていると言いましたが、今回も『ニセ弾き語り』として歌ってみました(笑)。
まあそれ自体はどうでもいいのですが、歌うにあたって、今回Wセンターの中西アルノさん、井上和さん、通称『アルなぎ』の個別パートを何回も聴いてきたんですよ。
今回のシングル、2人の個別パートが2回にわたってあるじゃないですか。
個別パートだけで曲の2割を占めるくらいでは?
ともかく、個人的にあれは凄く良いです。
歌番組等で披露されて、「なんだこのビジュアルの鬼は!なんだこの歌唱力の高い子は!」と2人が世間に見つかりそう。
で、その歌番組等で是非とも披露して欲しい個別パート、何回も聴いていて気づいたことが沢山あったので、今回はそれを話そうかと思っています。
ぜひ記事を見ながら、個別パートを聴きながら、行ったり来たりしてみてください。
出だしの井上和

まず、出だしの和氏から。
の部分ですね↓
アニソン感のある歌声
和ちゃんって、前々から思ってましたが、いい声ですよね。
話す時の声然り、歌う時の声もいい意味で鼻にかけたような発声でピーンとしている。
何というか『アニソン感』が漂いますね。
まあ、彼女アニメ好きですし、自然となのか意図してなのか、そういう歌い方に寄っているのかもしれませんが。
歌詞一つ一つの歌い上げ方を細かく言っていくと...
ネーブルオレンジの発音が好き
まずは『ネーブルオレンジ』の『ジ』が『チ』に近い発音になっているのが和氏っぽい。
これも言ってみればアニソン感なのかもしれないです。
演歌感のある歌い方
『一つだけ手にして』の『て』に演歌感も感じました。
含みを持たせつつ、音程を下げてから上げて本来のキーに持っていく感じ。
こういうのを『しゃくり』って言うんですっけ?確か。
『君の街まで』の『の』で若干こぶし入れてるのも演歌感がある。
これは後述するんですが、アルなぎの2人が歌声は全く別物なのに、一緒に歌うと相性がいいのってなぜでしょう?
それは、どちらも
と考察しているところです。
あとなんか『〇〇感』って言い過ぎな気がするんですが、そこはご愛嬌で(笑)。
しれっとビブラート入れてくる
話を元に戻すと、同じく『君の街まで』の『の』と『で』でしれっと細かめビブラート入れてるのも芸術点高いですよね。
意識して聴いてみると、「お〜!」ってなります。
最後の『電車に乗った』の儚い感じの表現も素敵だし。
出だしの中西アルノ
%20(1).png)
次は、出だしのアルル。
の部分ですね。
これは推しでもあるから言わせて欲しいんですが、ガチで歌上手いな!
昭和の歌姫感がある
『春は』の出だしから最高だもの。
流れるような発声と抑揚で、優しく包み込むような…何だか『昭和の歌姫感』も謎に感じる気がするんだよなぁ、何だろこれ。
裏声の使い方が神ってる
そこに『何かを思い出させる』の『思い出させる』でスコーンッと伸びる裏声、本当にブラボー。
誰かが言ってましたが、アルノって裏声の使い方が凄い上手いんですよね。
表現方法の一つとしてしっかり使いこなしていて、改めて歌の技術の高さに驚かされます。
独特な発音の仕方がいい
『切なくて』の発声、発音も好き。
『春は何かを思い出させる』ではっきり強弱つけてきたかと思えば、一回『切なくて』で置きにくる感じがいい。
まるでガーッと勉強して知識を詰め込んで、5分だけ目を瞑って休憩する、その『5分間』のような。
全然上手くないな、例えが。
アルノの歌は上手いのに、れんやの例えが上手くないな。
あと『5分間』より『17分間』の方が良かったな、多分。
すみません、取り乱しました。
『切なくて』の発音を大袈裟にすると、『そつなくとぅえ』って感じですよね(笑)。
それが好きってことなんですけど、なんか口を縦に開いて声を鼻にかけて溜める感じの歌い方ですね。
デクレジェンドで歌唱スキル発揮!
『甘酸っぱい香りが誘うんだ』の『誘うんだ』のデクレジェンド感も流石ですね。
これは和ちゃんもアルルもですが、絶対レコーディングを指導してた人に「もうちょい儚い感じで!徐々に音量を抜いていく感じでやってみて!」と指示されたはず。
作るべくして作られたデクレジェンド、儚さでしょうね。
ラスサビ前の井上和

ラスサビ前にも2人の個別パートがあるんだよなぁ。
和ちゃんで言うと
の部分です。
やっぱり演歌感がある
『少し厚めの』でも思いますが、やっぱり演歌感ありません?
演歌感というか、一昔前の、それこそ昭和の歌姫って感じの。
アルなぎ両方が備えた昭和感
ここで伏線回収なのですが、アルノパートでも先ほど『昭和の歌姫感』って言いましたよね。
繰り返しですが、この両者とも持ち合わせた昭和感が2人の歌声の調和をいい感じにしているのではないでしょうか。
昭和と調和って韻も踏んでてなんか似てますけど、それは置いておいて。
秋元康さんが井上和さん、特に中西アルノさんを推すのは、この歌声の昭和感もあるんですかね、ありそう。
思えば、アルルは一見した雰囲気も昭和のアイドル感、歌姫感がある気がします。
力強い歌い方で盛り上がりを演出!
ちょっとアルノアルノ言い過ぎなので、ラスサビ前の和パートに再度触れると、前半と比べて全体的に力強い歌い方をしていますね。
「ここからラスサビだぞ!盛り上がるぞ!気合い入れるぞ!」という熱を感じます。
こういう力強い歌い方、和ちゃん得意ですよね。
ラスサビ前の中西アルノ
%20(1).png)
最後にラスサビ前のアルノパート。
の部分です。
和氏のテンション感を受け継ぐ!
和ちゃんの力強い歌い方、テンションを引き継ぎつつ『僕が』と歌い出しています。
この『僕が』の言い方好きだなぁ。
歌詞とは全然関係ない表現ですが、勇気を出した少年感、まっすぐな気持ち感が凄い。
アルノ氏の歌声って...
アルルって歌の技術に忘れがちですが、凄く落ち着く歌声でもありますよね。
なんか周波数も多い気がする。
まあ多分、そんなことはないんだけど。
というか、和ちゃんがピーンとした濁りのない歌声だとすると、アルルの歌声にはいい意味で濁りとか、息漏れ感?があります。
歌手の宇多田ヒカルさんが『1/fゆらぎ』を持つと言われますが、そういう感じなのかな。
『1/fゆらぎ』って、GoogleのAIによると以下らしいです↓
予測できない変化やゆらぎ方が、規則的な要素と不規則的な要素を程よく兼ね備えた状態を指します。自然界に数多く見られる現象で、心地よさを与える効果があります
要は歌声の中に不規則成分があって、人間の耳的にはそれが心地いいってことですね。
アルルが『1/fゆらぎ』持ちなのかは分かりませんが、言葉では説明できない心地よさ、安心感があるのは言うまでもないでしょう。
番外編:ジブリみたいなのあった

今回のネーブルオレンジ、僕は凄く『ジブリ感』を感じた箇所があったんですね。
ちょっと本当に『〇〇感』って言い過ぎ、今日。
まあいいや。
ジブリ感を感じたのは例えば
の部分です。
非常にアリエッティを感じる。
この曲です↓
これめちゃくちゃ好きなんですよね。
今、記事執筆そっちのけで聴いちゃってました。
なんか『借りぐらしのアリエッティ』自体も見たくなってきましたね。
とはいえ数ある動画配信サービスには配信されていないのが現状なので、DVD/Blu-rayのAmazonリンクだけ置いておきますね↓
脱線しましたが、この2曲、曲調は違いますが、なんか似てませんか?
もう一回ネブオレも置いておきます↓
『千と千尋の神隠し』にも似たような曲があったような?
とにかくジブリ感があるなぁということです。
正直、サビより好きかもしれない、曲調が(笑)。
・・・
以上が、『ネーブルオレンジのアルなぎの個別パートについて考える』でした。
番外編も付け加えつつお送りしてきましたが、いかがでしょう。
やっぱりアルなぎは最高ですな。
収録で本当に丁寧に歌い上げたんだろうなというのが、聴けば聴くほど伝わってきました。
歌番組での披露等、楽しみにしております。
それでは、最後までご視聴ありがとうございました!